素晴らしい出来栄え「IWISS SN-01BM 精密同時圧着ペンチ 0.08-0.5mm2極小端子対応」
ふひひ
買ってしまいました。
IWISS SN-01BM 精密同時圧着ペンチ!!
IWISSの術中に嵌っている感が否めませんが、ちゃんと専用の梱包で送って来るのがちょっと特別感。
ロゴがシャープに彫ってあっていいですね
見てこの力強い感と正確そうな見た目!
このSN-01BMは非常に小さい端子を綺麗にかしめられるとの事で、今迄デカい圧着工具とラジペンで微修正していたのを一発解決してくれそうな悪寒。
圧着範囲は0.08mm-0.25mm、AWGでいくと28-22で、JST PH等の非常に小さい端子も対応している様子。
また、ラチェット機構が付いていて、かしめムラを防いでくれる様です。
いぁね、見るからに完璧にかしめてくれる感じがするじゃないですか。
PH2.0とか人間業では圧着無理やろ的なものがどこまでイケるのか楽しみです。
早速ブレッドボードでよく使う、デュポンケーブルについているQIコネクタ(通称?)でやってみます。
QIコネクタ(2550コネクタ)
この電子工作初めてセットについてきた、微妙に長いオス・オスのジャンパーケーブルは殆ど使わないのんで、オス・メスの電源ケーブルにしてしまいます。
ザクっと切って、皮膜をむいて・・・
センパイ、なんか芯線ほっそくないッスか・・・? 大丈夫っスか・・・?
とりあえずよく判らないけどいつもの圧着工具の様に挟んで、、、
むぎゅっと
どれどれ、、、
かしめ部分はシッカリと真ん中で ムギュっ「bd」てなってるゴイスー!
ゴイスー!
やっぱ芯線足りない気がするんすけど、全く抜ける気配もなくガッチリ掴んでいます。
端子交換前と交換後の抵抗値を手元のテスターで計ってみましたら、
テスターのプローブ同士をくっつけた抵抗値が0.4Ω
このテスターで見たところ、端子交換前は1.9~2.4Ωほどだったものが、交換後は0.7Ωに。。。
ゴイスー!
ゴイスー!!
ってあれ、良く見たらこの圧着工具ってさ
精密同時圧着ペンチ
って書いてあるンゴねぇ・・・
なんか使い方おかしかったかもしれまいと思い、IWISSのページで確認しましたら、ケーブルスリーブを押さえる部分も同時に圧着する工具の様でした。
しかも端子を挟む方向が逆ですたorz
歯も微妙に段差がついており、端子とスリーブを両方同時にやるものらしいっス・・・
間違ったンゴ( ノД`)
というわけでもう一本
いや2本、、
とりあえずここまでカチカチと握って、端子をセットしまして、、
なんかこのQI端子のスリーブ押さえって、左右対称ではないからグラつくんスよね。。。
まぁとりあえずそのまま、端子が動かないギリの所まで握ります
そんでケーブルをスリーブ押さえまで端子に差し込んで
ムギュっと握っていくと、カチカチとラチェットが動きます。
カチカチ、ムギュギュ
っともう完全に握り込んだやろという所からあと一握りすると、
カッチン!
ってな感じで、ラチェットが勝手にリリースされます。
このリリースされた所が、適正かしめ圧らしい。
しゅごい・・・
なんかよくネットで見る「正しくかしめられている」画像みたい。
しかも、一回でスリーブまで一緒に圧着できてしまう。
尚、このケーブルはAWG22ですが、赤と黒がくっ付いているケーブルですので割く時ちょっとスリーブが厚くなってしまいます。
ですので、ちょっと薄皮一枚くらいカッターで剥いてます。
こうするとスリーブ押さえの噛みやコネクタカバーへの入りがちょっと良くなります。
うん、我ながら見事な出来栄え。
なんかケーブル端子つけるの楽しくなってきたンゴねぇ
JST XHコネクタ
というわけでお次は、先程のQIコネクタよりも更に小さい JST XH 2.54mm いってみますか
皮膜をむく長さもコネクタピンの大きさに合わせて少し短くします。
ムキムキしてヨリヨリして。
この時ちゃんと線はヨッて下さいませ。
ちゃんとヨらないと圧着の食いつきが悪いみたいです。
そして端子をIWISSサンの歯に合わせてみると、スリーブ押さえの開きが少し広いみたいではまりません。
少しだけ内側に曲げて、スリーブ押さえが歯の入口に入る様にしてください。
そしてカチカチムギュっと
凄いっすな・・・
完璧な圧着ですわ
こんな綺麗なコネクタ、作った事ないYo!
綺麗にコネクタが作れるのは気持ちが良いでする💛
JST PH2.0コネクタ
調子に乗って、次はJST PH2.0コネクタ行ってみよう
ブツはこの先日届いたバッテリー端子。
見るからに線が細そうですけれど、、
これ
無理じゃね・・・?
いくらIWISSセンパイでも、こりゃぁ無理ッスよね
芯線が髪の毛くらいしか無いッスよ
などとボヤきながらも作ってみます。
圧着ペンチの歯は、小さい方を使います。
さっきの要領で、カチカチムギュっと
お、、、
出来てる・・・?
赤い方は少しコネクタが曲がりましたが、、、
ちゃんと抜けない。
念のためテスターで計ると、ちゃんと3.99Vが計測されました。
ゴイスー!
なんすかね、、、専用工具って凄いですわね・・・
端子付きで売っているリポみたいな素晴らしい仕上がりに。
余談ですが出荷時電圧としてはちょっと高くまいか・・・?
まぁいいや
なんかもうお値段以上働いてもらったよ!IWISS SN-01BM センパイ!楽天ポイントで買ったんですけどね(ぇ
マジ、パねぇッス!
スリーブも同時に圧着と気が付いて、実のところ「ダメなんじゃないか」と思ったりもしましたが
実際使ってみたら、スリーブ同時圧着って
(`・∀・´)イイ!!
ほんと (`・∀・´)イイ!!
圧着工具を持ってない人は絶対に勝った方が良い。
絶対にだ
いや、ほんと、近年で一番買って良かったと思える出会いですた。
これでバッテリーを使った工作が捗るに違いない。
たぶん・・・
端子作るのがネックでなかなか上がらなかった重い腰が、なんだか軽くなりました。
良い道具というのは素晴らしいですね
ディスカッション
コメント一覧
温度センサーを延長しようとJST XHコネクタなどを仕入れて、手持ちのラジオペンチなどで
悪戦苦闘してみましたが、思いの外小さすぎて難しく、1コネクタ分2つ端子を付けるだけで1時間近く掛かり
心が折れました。
これに合う圧着工具を探したら、意外に安いので買う事にしました。
圧着工具のレビューを読むと、まがい物は苦労するとありました。
ベストセラーで、しかも他の端子の場合、刃先だけ交換できるまさにこれにたどり着きました。
今日、この圧着工具届きまして、早速使ってみるも、どこにどう挟んだら良いか分からない。説明が無い。
これでは上手く行かないだろうなと思いつつ、見当を付けて試すがピンを通す部分がぺっちゃんこ。
刃が2枚重なって厚くなっているので、芯線をカシメる部分だけ挟めない。
これは刃先をバラして1枚だけにするしかないか、と、思いつつも
ネットで使い方を検索してみると、直ぐにここにたどり着きました。
写真を見て、そうか!ピンが入る部分は外に外すのか、と目がさめました。
(歳なもんで、思い込んだらなかなか修正がきかなくなりました。)
最初、逆に挿して、ギロチンになりましたが、2度目から完璧な仕上がりになりました。
おかげさまで、直ぐ、このブログにたどり着けて簡単に解決できました。
このご恩は一週間位は忘れません。
コメントありがとうございます。
電子工作は初心者過ぎて稚拙な所が目立つかと思いますが、少しでもお役に立てたのであれば大変嬉しい事です。
また気が向いたら覗きにいらしてください。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。