【技適】使いやすそうなBluetooth5(BLE5)モジュールがスイッチサイエンスから【付き】
ふと大統領選挙の行方を流し見ていると、スイッチサイエンスから素敵な商品が。
スイッチサイエンス MS88SF2 ピッチ変換基板
これはいいですね
なんといっても「技適」つき。
今国内で技適が通っているnRF52840のモジュールは少なく、あったとしても少し高価で手が出しづらい。
安価なものにはRaytacのモジュールがありますが、モジュール単体な上に裏面パッドの表面実装タイプなので、私の様な素人は手を出しちゃいけないタイプのアレ。
今回のブレイクアウトボードは、MinewのMS88SF2という技適取得済のモジュールを載せているんです。
このMS88SF2というモジュールはエッジピンアウトのみで裏面のパッド実装が無い。
頑張ればはんだ付けで使えるんじゃなかろうかというギリギリのラインをいく製品。
流石に全ピンを露出してはいませんが、十分な数が揃っていると思います。
さてBluetooth5のモジュールを何故わざわざ・・・?と思われるかもしれませんが、、、
Bluetooth5になって、BLEの低速時の通信距離が大幅にアップしているんですわ。
低速モードではありますが、出力はそのままに規格上では400mにまで広がるみたいです。
つまり、こいつを使えばコンスタントに100mくらいの通信が安定的に出来るのではないかと。
まさに私がやろうとしていた事を比較的安価に実現できるかもしれない規格のモジュールなんですょ
さ・ら・に
このMS88SF2に搭載されているNORDIC nRF52840は、Cortex M4搭載、Flash ROMに1MB、RAMに256kBを搭載していますので、NORDICのライブラリ次第とは思いますが多分単体で簡単な事は行えてしまうと予想。
さ・ら・に 2
MS88SF2は、なんと電源も1.8V~5.5Vまで突っ込めるという。
リポバッテリーの1セルを直繋ぎしても多分オッケーって話です。
MINEW nRF52840 Mesh Module MS88SF2
データシートでは300mまでとなっていますが、それでも十二分な距離。
その半分でも出てくれれば御の字と思います。
CortexですのでJTAGインターフェースが別途必要になりそうですが、Bluetoothで何かしたい人にはとても良い品な筈
尚、スイッチサイエンスさんの製品が出る以前に、このMS88SF2を何とか使えないかと調べてみたものの
いかんせんピッチが1.1mmで、14x2pin、且つ横幅が17.4mmもあるのでよくある変換ボードにはなかなか無いんですぬ。
あっても17.4mmという横幅のせいでパッドからはみ出てしまったり。
これ辺りいけそうな気もするんですけどね
サンハヤト SOP IC変換用基板 SSP-102
生MS88SF2は中国からしか買えませんし、不良品や送料、はんだ素人な実装ミスのリスクを考えると、スイッチサイエンスのピッチ変換基板を購入した方が安心で確実だと思います。
ちょっとお仕事忙しくて手が出せませんが、落ち着いてきたら多分購入しまするわん
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